2010年8月20日金曜日

悩み深い、この頃のモノつくり。

大量生産、大量販売の時代が終わって早20年がたとうとしています。身の回りにあふれていた新しいものが、だんだんマスコミや広告の中だけであるような気分にさせられます。販売サイドを見てもメガストアが薄利多売でさらに巨大化することが少なくなっています。


最近はプチ贅沢などといって、小額のハイグレード商品が意外と受けているようです。生活者だって、一般的に生活に大きなゆとりがあるわけではないので、やはり高額品が飛ぶように売れるような社会はもうないかもしれません。

いまは、政府の政策でエコポイントなどが注目され、車や家電、住宅部品といったものの環境対策を施されたものが売れているようです。これも、生活に及ぼす実質的な価値を見ると、疑問を感じるものも多くあるように感じます。

これからのモノつくり、難しい時代だなと思います。とりわけ多くの企業に開発の体力も少なくなってきている現状の中で、私たちは何を目指していけば良いのでしょう。少なくとも、これからの地球に、次の世代に、そして生活するみんなにやく立つモノを創って行きたいものです。

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